Shovelog

Snow Lights Films

クルマ

人力始動

日曜日の会合の続き。この日の解散前、陽気がいいのでXL500で来た仲間がエンジンが掛からず延々とキックを踏んでいた。いつもかかりが悪いんだよと言って彼はヨロヨロと座り込んだ。代わって今度はボクがキックを踏んだ。十数回キックしたところでやっと初爆…

早起きの週末

朝6時半東京発の新幹線に、普段寝るような時間に起きて出かけた。クソ重くデカいカメラキャリーが足枷で身軽に動けないけれど駅弁を買って少しだけワクワクしながらの電車旅。実に一年ぶりの新幹線は2時間揺られて豊橋へ。地元で仕事をするのも一年ぶりで現…

standing in the past, near the future

仕事で横浜ノスタルジック2デイズへ。このクラシックカーショウは舐められるほどきれいにレストアされた車たちがビックリ価格で並ぶ。そのうちの一台、ポルシェ911は新車のような品川シングルナンバーを付けていた。再発行かと思いきや封印は当時のままであ…

ゴディバ

チョコレートと同じエンブレムの馬に乗る女性、レディ・ゴディバはベルギーじゃなくて英国コベントリーの伝説の人である。そしてこれは同地製造の名機コヴェントリークライマックスエンジン。ピッカピカのロータスエリートで拝ませていただいた。そんなわけ…

恐竜が居た時代

5の系譜

三軒隣のMさんのところでミジェットの圧縮圧力を測ってもらった。4シリンダーともきれいに8kg/cm2を指した。1500の正常値はわからないけれど、元々圧縮比が低い7.5:1だし4発とも数値が揃っているからヨシとしましょうか。実は測る前までは結構ドキドキであっ…

バネ式

たわむ老体モノコックボディと軋む1/4楕円リーフサスペンション。まっすぐな道はさみしいけれど、山道はたのしい。

室温

室温20℃ってこんなに暑かったっけというくらいに暖房とヒーターを全開にする2023年一発目の現像。すっかり冷え切った年またぎのD76現像液はかなりのお湯で22℃に調合した。これまた年またぎの定着液はストーブの前で20℃になるのをじっと待つ。冬期のレシピは…

カニ太郎、箱根をゆく

御殿場まわりで箱根へ。55マイル4000回転で一番左車線を爆走する。追い抜いていくロータスヨーロッパの運転手が手を振っている。ブローバイガスの逃し方が甘くて室内がガス臭くてたまらないので帰路は幌を開けた。割と気合を入れて峠に挑んだけれど2速3速が…

キツネ目の

最近の車はキツネ目ばかりで人相が悪い。いや、車相か。丸いライトの優しい顔つきはもう受けなくなったのか。どの車も攻撃的な顔つきでちょっとでもクラクションを鳴らそうものならすぐに噛み付かれそうだ。世の中の風潮もそうなっているので仕方ないのだろ…

ありえない妄想で脳を緩めてみる

サンタクロースが一台車を買ってくれると言ったら戦前車がいい。戦前のレーシングカーのエレガントさといったら現代の車の比ではないと思う。ライレー・ブルックランス・ナインがいいけれどMGJ2でもいい。戦前スポーツカーの定義はドア部分が大きくえぐれて…

変哲もなく

何の変哲もない場所だけれど、かつてキャピタル企業という輸入車ディーラーがあった場所である。60年代は英国車を中心に、後年はルノーを扱っていたと思う。僕らがミニに乗り出した頃の中古車はMK3のディーラー車が中心でプレートには日英自動車かキャピタル…

スタンダード

若者が、といっても30代の男性がローライスタンダードをぶら下げていた。思わずスタンダードいいねえと声をかけてしまった。カメラに反応して声をかけるのはジジイになった証拠である。いや、その前に彼があまりにも長い時間露出計で露出を測っていたのが気…

流線型 '58

最果ての車

果たしてそれは最果ての車なのだろうか。赤い絨毯から乗り込む芝生の上は別世界が広がっていた。 ALPSのharuさんの横に着席。その隣は横浜のMOTOさんと、1500が並んだ。82台の新旧エムジーが並ぶ芝生は圧巻。眼福このうえなく。おそらく日本で最も歴史と格式…

たそがれ色の

こんなに四角い車はないだろう。 久しぶりに大好きなシムカに出会う。もはや中々お目にかかれない車となってしまったところにこのラリー3となればさらにレア車。ナローボディは可愛いけどこのオーバーフェンダーは男前。 シムカが英国ルーツグループと合併…

遠足前日症候群

週末、4年ぶりに開催される今年最大のビッグイベントを控えて毎日のように天気予報をチェックするというまるで遠足前の子供のようなおじさんたち。勿論自分も含めて。ずっと雨予報だった天気は日頃の行いが良いのか思いが通じたのかとうとう晴れマークに変わ…

秋刀魚の味

そういえば今年はまだ秋刀魚を食べていなかった。 カニは正月に食べたきり。 ボクの車庫からわずか200mほどのところに住んでいるカニ次郎。 カニ太郎はすっかり気候がよくなったのでボスが乗って行った。外で聞いていても4000回転から上の吹け上がりが気持ち…

LaFesta MilleMiglia

J2とC-Type。戦前MGが並ぶレアなシーン。 MAGNA Kのスーパーチャージャー スタートはもう何回立ち会っただろうか。例年より早い時期の開催でスタートは大変暑かった。台風の影響が出そうな週末、幌のない車も多いので心配である。 La Festa Mille Miglia 2022

200℉

随分涼しくなったので久しぶりにカニ太郎で有明会へゆく。英国車多めの会であった。

350Miles

松本、安曇野、女神湖、白樺湖と日帰り560キロという修行のようなロングをノントラブルでこなし無事帰還。帰路は予定通り雨に降られたけれど楽しい旅であった。勾配のきついタイトなワインディングではミジェットの本領発揮なんだけれどショックが弱すぎてリ…

827

Yoyogi Shibuya Tokyoうな丼君がメキシコビートルを手放すという。一年半あまり、色んなところへ出かけたけれど、現在ブレーキトラブルで入院中。そんな中、手放すことを決定したと言う。ボクもかなり驚いた。手放す理由について彼は、年齢的にもメンテ技術…

醜いジュリア

Nikon FM2 Planar50/1.4 MG-TDテリー伊藤がアルファロメオ・ジュリアを前にして語っていた。多分ボクも時々見かけるジュリアだと思う。 「最近、このジュリアを原宿でよく見かけるんですよ。オーナーはかなり若くて、ジュリアをシャコタンにして不良っぽく乗…

日本に来て何年になりますか。

Nikon FM2 彼とは20年来の知り合いでボクの仕事場の3軒隣が彼の仕事場であり、休憩時間はよく話し込んだりする。 Mさん、たとえば、ピッカピカで完全レストア車の新規登録MGBとボロボロに腐った品5ナンバーのMGBが二台並んでいたらどっち買う?「そんなの迷…

トラとエラン

1992年。よく一緒に走った先輩のエランS2とボクのTR4。ちょうど30年前の写真。今や縦構図は撮らないけれど当時は縦ブームだったみたい。撮影者の主張が強くなる縦写真は撮るのも見るのも苦手。 1992 田口トライアンフTR4 1992 桜淵ロータスエランS2

793

Nikon FM2 Planar50/1.4こんな旧式のキャブレターとは無縁のマクラーレンのスピードテイルを初めて見た。まるで宇宙船のようだった。幼き頃に本で見た未来の車にやっと近づいてきた。後方は720S。 午前中に軽整備。ミジェットの足回りにグリス注入。ニップル…

788

Nikon FM2 Planar50/1.4 Yoyogi Shibuya Tokyo 仕事仲間の996のGT3に乗せてもらった。空冷964からの乗り換えだけれどまったく別次元の車だと言った。ミシリとも言わないボディ剛性とモーターのようなエンジンの吹け上がりはやはりほぼレーシングカーだった。…

Tシリーズ

Olympus mjuII MG-TDのグリルの縦ライン、シート、ホイールをお揃いの色で揃えるという定番を日本で流行らせたのは三船敏朗だったという話を70代のMGA乗りの方から教えてもらった。 この現役TDはホイールは違えどグリルとシートはなるほど同色。グリルの上に…

手続き記憶

Olympus mjuII 最近旧車デビューしたおじさんのボクだけれど、免許取ってミニ1000でクルマの運転を覚えて、20歳から12年間は一速にシンクロのない車で生活してきたボクにとって英国旧車の乗り方は心得てるつもり。ご心配なく。若い頃に身体で覚えた作法って…

負け犬の遠吠えは華麗にスルー

なぜだかいつも雨が降る筑波JCCA。圧倒的なブルーバード・ポルシェ勢のSクラスに孤軍で奮闘するベテラントラ4が粋に感じる。ヒストリックマスターズクラスではミジェットMK4が奮闘していた。そういえば近年はめっきり減ったメチャ速ミニクーパー勢。ミニはお…

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