12 月2日。
横浜からの帰路。直流発電のカニ目で来たので陽があるうちに帰ろうと思っていたけれど、カブ談義でつい長居してしまいすっかり日が暮れてしまった。一桁気温の中で震えながら走る東名高速はサイドスクリーンを立てていてもさすがに寒い。申し訳程度しか効かないヒーターはブローバイガスを拾ってしまい臭くて使いたくない。走行中はミッションカバー部に手を当てて戦前車と同じように暖を取る。ミジェットも同じだけれどとにかく後ろから巻き込む風で後頭部と首筋が一番寒い。
横浜の工房では以前も借りたことがあるS氏のスーパーカブをあらためて試乗させてもらう。自分のカブと比べてみると同じ純正85ccエンジンでも4速化とスプロケのハイギアード化でこんなに違うのかと驚き、悪い虫が騒ぐ。
※PS:先ほどカニ目のエンジンルームを点検していて気づいた。ヒーターバルブを閉じっぱなしだったの巻。そりゃ寒いわな。