Shovelog

Snow Lights Films

日乗

絶景東京569

月曜日にMAが決まっているのに未だ編集が完了していない金曜日。さらにお盆までに撮影と編集をディレクションしなければならない案件はロケハンすらこれからという尻火状態。今年の業務の2ヤマ目。外の暑さを知らない、キンと冷えた部屋に籠もりっぱなしの7…

絶景東京567

ブルデューを教えてくれた岸さん。ちょっと前の著書で恐縮だったけれどサインをもらった7月24日。

絶景東京556

炎熱日に日に盛なり。困憊甚し。壊れた旧大阪金属工業のエアコンはメイカーサービスがその日のうちに対応してくれた。やはりガスが空っ欠であり漏出原因は不明なれど取敢えずガスの補充をしていただき漸く冷気を噴出できるようになった。大汗をかきながら迅…

絶景東京555

仕事場のエアコンが壊れた。恐らく室外機のオーバーヒートだろうか。何度リセットしてもすぐに止まる。気温37℃、どうしてくれようか。

絶景東京550

同僚たちのほんの些細な助言で一気に編集が進んだ。ひとりで黙々とアイデアを練っていたけれど限界だった。もはやボクもここまでかと相当落ち込んでいたけれど三人寄れば文殊の知恵とはこの事である。なんとか命拾い、入稿締切に間に合った。夜は自転車のチ…

輪の中へ

七月十五日。曇りて冷房を止めるほど肌寒し。短パンで出勤したことを後悔す。先週今季初めて鳴いた蝉達はどこへ行ったのだろうか。夜は代々木公園、渋谷らしいBON DANCE、今年初踊り。盆踊りは見てるより踊った方が断然楽しい。間もなく大暑だけれど涼しくて…

絶景日本898

往復1200キロ、撮影を含め48時間で戻るという業務。車がいいと疲れが全然違うのを実感する。窓を閉め切ればエンジン音さえも聞こえず、アクセルはほんの少し踏むだけの有り余るパワー。長距離は楽で良いけれど運転の楽しさはないという移動手段だけとしての…

絶景東京545

いきなりだなと思いつつ、今日明日で撮ってきてくれと近畿地方に出張。ロケ先に許可は取ってあるからと言われたけれど、その後さっぱり連絡がつかないという不安を抱えて大急ぎで機材をまとめる。車で片道600キロ移動になるけれどエアコンが付いているから安…

絶景東京544

世が世なら、もし30年早く生まれていたら、名も無い美大を出て線路沿いの四畳半で貧乏暮らしをしながら、おもちゃ屋の下請けでこんな絵を描いていたかもしれないなと思ったり。この絵のノスタルジー具合にちょっとやられた猛暑日の午後。

汗をかいたグラスの

7月5日。夕方から急に喉が痛みだした。コロナに罹る前は8年くらい風邪すらひいたことがなかったけれど一体どうしたことか。週末は筑波に出張である。穴は空けられない。まずは早めに帰宅して野菜スープを煮込む。熱々の汗をかきぬ。

感情六号線

曇りてむし暑く驟雨来らむとして来らず。夜は大根と豚バラを煮込む。

深夜の臭気

深夜前、買い物を済ませたスーパーの前でハザードを灯いて路駐していた車はなぜかボンネットが開けられていた。その車を確認した途端、嗅いだことのある匂いが強烈に漂ってきた。沸騰したクーラントが蒸発する匂いだった。決してたまらなく臭いわけではない…

絶景日本883

ネット検索に長けていて、それらをさも自分の考えや記憶だったかのようにうまく立ち回る。時には曖昧な記憶をいいことに嘘を付いてみる。その虚像はだんだん膨れあがるが、人間とはいい加減なものでそれが正しい記憶として刷り込まれていく。そしてその人は…

絶景日本882

48億円と云われる事業を確かめに都庁までカブで出掛けた。10分もかからない距離だけれど初見。都民広場に寝っ転がって見る。梅雨の蒸し暑さが薄らいだ夜、吹き抜けるビル風が今の季節は大変気持ちいい。この気持ちよさだけなら4800円の価値はあるかもしれな…

じゃないもの

決して褒められるものではないし限りなく黒に近いグレーだけれど、選挙ポスターを広告代わりに使うという"発想"だけはなるほどと思ってしまった。まあこれは悪い例だけれど、ボクの仕事フィールドではこういう"発想"を狙っていたりもする。 兎角年寄りになる…

絶景日本871

いつもの旧車ミーティングで一緒になったMG乗りカメラマンは珍しくニコン党だった。聞けばメインはPCレンズを使う仕事と聞いて納得。この日の彼のレンズはライカAPO MACRO ELMARIT-R 100/2.8だった。彼は強烈にこのレンズを推すけれど、中古のRレンズとはい…

100年先も憶えてるかな

夜鴉、何を思う 朝ドラなんて観るのは10年ぶりくらいだろうか、別段、法曹界に興味があるわけでもなく、出演者の薄い繋がりから見出した「虎に翼」は気づけば全1/3話に差し掛かっている。そして当然というかいつの間にか主題歌が口ずさめるようになってい…

そこで生活をする人が見る風景

そういえば2年ほど前だろうか、自宅斜め裏の公衆トイレで何やらロケをやっていた。かなり大掛かりだったのでドラマとは違うんだろうなとは思ったけれどやはりコレだった、ヴィム・ベンダースの「PERFECT DAYS」。上映はすっかり見逃していたけれど、昨日から…

絶景東京533

一年ぶりのタワレコ。最近は仕事でしか行ってなかったけれどこの日は友人のバンドがインストアリリースライブをおこなうということで顔を出してみた。久しぶりのタワレコヴァイナルフロアはお宝だらけで一日過ごせそうである。 彼らとはもう二十年来の付き合…

電子頭脳に抗ってみる

7月末入稿の映像は超メジャー級のチームに任せてまたプロデューサー側に回る。それを知ってか本業はイラストレータかというくらいに手書きの仕事が舞い込む。というか手書きにしちゃってるのは自分だけれど。とはいえパパッとアイデアが降りて来ないので資料…

絶景東京528

ニューグランド本館4Fからの景色はちょっと特別に感じる。

人生4勝11敗

不適切ではみ出していく昭和日本代表

色を忘れた電話

弁当を買ってアイフォンで支払った瞬間に手が滑ってアイフォンが床に落ちた。もう何度も落としているから驚きはしなかったけれど、拾い上げた瞬間顔が青くなった。バキバキに割れていたのである。十数年アイフォンを使っているけれど落として割ったのは初め…

東京谷渡り

朝6時、ウグイスの鳴く声で目覚むる。こんな都心で聞いたのは初めてである。割と上手い鳴き方で、近距離でしばらく鳴き続けたのち谷渡り。朝日眩しく春深し。なんとも心地よき朝かな。4月中からGWまでのバタバタで撮影に対して現像が追いついていない。先週…

脱皮

5月4日の夏日に半日ほど半袖でカブに乗っていたので先週から日焼けの皮が捲れだした。風呂でゴシゴシこすってみるものの、もう一週間も経とうとしているのに相変わらずボクの腕は脱皮中のみっともない腕になっている。このところは蒸し暑くほぼ一日を半袖で…

絶景日本868

週末は仕事で豊橋のイベントへ。そこでは10年ぶり5年ぶりの人にばったり会えたり、前職の後輩たちに会えたり、年賀状しかやりとりがなくなってしまった叔父叔母に偶然会えたり、10代20代の思い出がまるで走馬灯のように一気に巡ってこのままお迎えが来てしま…

ファーストテイク

緊急司令は昼飯を喰っている時に。「ヒトハチマルマルマデニ任務遂行セヨ」メジャーレーベルより音楽ジャケットを本日18時までに作成せよという任務が来た。緊急リリースがあるという話はなんとなく耳にしていたけれどいきなりかよ。資料は音源とタイトルと…

鯨と鴎

学生特例を申請し忘れていて未払い分が恐ろしい金額で請求が来た愚息の年金。慌てて連れ出して年金事務所へ。何とか二年遡れたのでよかったけれど、同居で未払いの場合は世帯主に支払い義務が発生するらしくボク宛に請求が来たのである。もしも同居で引きこ…

絶景東京511

週に二度三度は蕎麦を喰いたくなるボクの夕飯のような昼飯は上原の朝日屋。創業100年の老舗。濃い口の江戸そば汁を飲み干す久々の背徳感。当然夜は喉が渇く。食べる前に食事を撮るなどという行為は何年ぶりだろうか。人様のその行為を馬鹿馬鹿しいと思ってい…

絶景東京493

人間というものは、何ものかを少しづつ失いつつ、生きている。

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