「いい学校に行っていい会社へ」というのは随分昔から言われてきた。貴族でも資産家でもない我々中流階級では少しでもいい会社に行くというのが昔からの目標だった。いい会社に入れば幸せになれるのかという話はさておき、今やもうそんな時代じゃないだろうと多くの人は言うけれど、高学歴と大手での実績と経歴を携えていればその後の独立や転職もうまくいきやすいだろうし、最大手を狙う今の就活生たちは転職も前提で終身雇用を考えていなかったりするのである。まずは入社してから考えれば良いと、我々より冷静に社会を見ている。また、そういう所で嫁さんを見つければ、間違いなく良いお家柄で良い遺伝子を残せるという超昭和的な考え方は未だに若者の間でも強く残っている。どれだけ大手のエリートフィルターに残れるか、新卒入社は人生一度きりなので皆真剣である。若いもんと話すと意外と古風だったりぶっ飛んでいたり中々興味深い。がんばれ。