Shovelog

Snow Lights Films

2024-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ただ過ぎるだけの春

ちょうど三年前、山手通りで見かけたMG-TCのオーナーさんとご一緒になった。TDはたまに見かけるけれどTCは滅多にお目にかかれないのでつい写真を撮ってあった。オーナーさんにこの写真を見せたら、あ、隣に乗っているのは、、、とドキドキされてましたがダイ…

あと何回吹けばと 春疾風

今になってやっと賽王の盾を読了。石積み職人、石工の物語。戦国土木小説という構成はボクにとっては読みやすく将のイメージや現場が立体的に頭に浮かぶ。技術屋視点からすればあり得ないであろう工法もあるけれど、まあそこはファンタジーとして読む。ある…

街の遊撃手

寒すぎた春

花に寢ぬこれもたぐひか鼠の巣

3年間お世話になった車庫から引越をすることに決めた。近所だし安いしメンテできるしの良いところだったのだけれどどうやらネズミの住処になっているのである。とにかく東京はネズミにとって住みやすい楽園なのであろう夜の繁華街はネズミだらけである。車庫…

微熱中年

一区切りして腑抜けになっている。さすがに疲れた。身体もあちこち痛い。それでも鉛の腰を引きずってミジェットの車検入庫。ヘッドライトを車検用に替えてウォッシャーを復帰して荷物を下ろす。以前はずっとユーザー車検でやってきたけれどさすがにこの車は…

絶景日本848

絶景日本847帖

順光の金網風景はいつもフリードランダーになりきっている。

絶景日本846

絶景日本845

雨で霞んだ灰色の住宅街にポツンと咲く河津桜のピンク色が綺麗だった。昼前から雨が強くなったので仕方なくスタジオまで電車移動となった。距離にすればたった5キロの場所なのに3路線を使う面倒な乗り換えで、さらにかなり歩く。バイクで行けばすぐなんだけ…

絶景日本844

絶景日本843

絶景東京458

絶景日本842

絶景日本841

久々に面倒な案件。監修とライターと当事者とプロデューサーとそれぞれの意見がバラバラで印刷入稿直前でちょっと待ったがかかる。マジか、もう間に合わないぜ。しかし一向にテキストがFIXせず、直したり戻したりの繰り返しでさすがのボクも相当苛々する。ま…

砂糖の鈴

知り合いのミュージシャンが体調を崩し入院したとの知らせを聞く。案じながらも彼が在籍してきたバンドを辿る。ポプコン全盛期、彼が最初期に在籍したバンドから派生した女性ユニットの話も彼からよく聞いた。この曲しか知らないけれど和製ボッサが心地よい…

絶景日本839

嗚呼楽しき同世代。

仏的意匠

5台並んだベルリネットを見て松本さんが言った。「いいヤレ方ですね。ピカピカじゃないのがいい。」なぜか5台とも同じように妙に磨き込んだりピカピカのレストア済みというわけでなく多少の埃や油汚れもホイールダストに至るまでそのままで、その佇まいは現…

絶景日本837

友人が10年前に中古で買ったマンションは今売却したらローンを完済しても相当おつりが来るらしい。今はマンションは買い時ではないようである。 この友人のマンションではないけれど、このマンションはボクの地元と比べたらゼロが二桁違う。価格は目眩がする…

絶景日本836

ねずみ色の担当者

銀行の担当者は何度目かの来社だった。ねずみ色のスーツにくたびれたビジネス鞄、頭の後方から無理矢理髪の毛を集めて前に持ってきた不思議な髪型は、天辺はどうなっているんだろうと気になってしまいつい目が行ってしまう。ねずみ色のスーツの生地感や、靴…

機械のやうな担当者

ある不動産契約をしようとしていた。ボクの担当者は女性だった。二十代後半だろうか端正な顔立ちだけれど髪は長く妙に茶色で、それが原因なのだろうか都会的には見えずどうにもあかぬけない雰囲気だった。彼女は現場立ち会いでも書類でも、説明される中でボ…

見えない担当者

昨年末から某大手放送社と頻繁にやり取りをしている中、その指示メールの署名は◯◯チームとなっており担当者名が一切書かれていない。電話番号すら書かれていない。日に何度もやり取りをしているのだけれど、それはまるで見えない敵と戦っているようでどうに…

絶景日本832

首都高4号線が止まるとこんなに静かなのかと、昨夜は実によく眠れた。雪景色の写真というのは馴染みの場所でも一瞬どこなのかわからなくなる。モノクロ写真と同じような感覚である。毎日コレだと困るけれどたまにはいい。

絶景日本831

13時、未だ積雪を見ぬ、しかし高速道路は早々と通行止め。この日の業務を一旦バラす。

絶景日本830

絶景日本829

少し上からの風景

高速道路のパーキングエリアに駐車しようとしたら、一区画の駐車マスにポツンと脚立が立ててあった。何だろうと思いながらボクはその隣のマスに車を停め、周りの様子を見てみれば、持ち主らしき人は居らず、どうやら脚立は置いてきぼりになっているようだっ…

理不尽と不条理

続きが気になるうまいプロモーションに乗せられて購入。ぼんやりと記憶にあった事件。短いあとがきに驚き、彼女の運命を感じる。 黒い海 船は突然、深海へ消えた 作者:伊澤理江 講談社 Amazon

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