Shovelog

Snow Lights Films

Fuji Pro400H

2022年への果てしなき旅

Mikkabi / Makina67 毎年のことだけれど、この仕事量は年内に終わるんだろうかというくらい切羽詰まる。切羽詰まっても毎年やっとこさっとこかろうじて何とかギリギリ終わらせている。今年こそはダメなんじゃないかと思いつつも、なんとか毎年。今の時期に正…

性善説

Kakinokizaka Meguro / Nikon FM2 地方を走ると農家の軒先や街道の脇などにある無人販売所に出くわす。三ヶ日の場合はみかんの無人販売所が飲料の自動販売機と同じくらいあちこちにある。出荷できないB品だろうけど味は天下の三ヶ日みかんである。先日などは…

永劫の声

Hatagaya Shibuya / Makina67 もう少しこのまま好きにやらせてほしい。細かな命令はもううんざりだ。庵野秀明のドキュメンタリーを見てたら、スタッフの気持ちが痛いほどわかる同じ立場。違うのはボスの責任感だろうか。はっきりモノを言える庵野の方が断然…

キューちゃん

Mikkabi / Plaubel Makina67 カレーを食べようと言って銀座中村屋のレトルトカレーを温めだした。具材から作ってもどうせカレー粉入れるだけなんだしこっちのが安くて早くて美味いよと言う。まあ確かにそうなんだけれどやっぱり野菜がゴロゴロ入ったカレーが…

猛処

Higashi-Chichibu / Makina67此あたり 目に見ゆるもの みなすゞし

夏のクラクション

Toyohashi / Makina67 屋根のない車からだとよく見える、ビルと電線の間から見えるモクモクとした積乱雲は子供の頃に見た夏休みの雲だ。空の青と雲の白の境界線は一切交わることのないくっきりとしたコントラストを描いている。ボクはすっかり歳をとってしま…

空段取

Mikkabi Shizuoka / Plaubel Makina67 昨年からもう何度目の延期・中止のインフォメーションを流したであろうか。空段取りばかりで些かくたびれ果てた。会場もステージチームも撮影チームもスケジュール調整が滅茶苦茶だ。ぽっかり空いてしまったGWは大人し…

フラットニング

Mikkabi Shizuoka / Plaubel Makina67 もうすぐ5月だというのに異常な空気の乾燥は、現像上がりのトライXの酷いカーリング具合で分かる。このネガは二日間くらい鬼海弘雄 TOKYO VIEWと有元伸也 TOKYO CIRCULATIONでサンドイッチプレスをする。

塀の上

Mikkabi Shizuoka / Plaubel Makina67 わずかに逆光気味だけれど、このブロックの上に上がればいい景色が撮れると思った。しかしたった60cmばかりの段差に足が鉛のようになって一歩が出ない。登れないわけでなく、結局は登ったんだけど、一瞬だけ躊躇ってし…

甲甲甲

Mikkabi Shizuoka / Plaubel Makina67 車を停めた脇にクローバーが密生していた。その人は四つ葉を探すと言ってしゃがみ込みはじめた。四つ葉のクローバーの確率は1.1平米に1本と言われてるし、どうせ見つかりゃしない、まだ先のスケジュールもあるのでと行…

高嶋羊

深夜の松屋。吉田羊と高嶋さち子を足して二で割ったような女のカレーを食う姿は妙に品があった。しかしスプーンを持つ手は左手だ。

辛い辛さ

20数年ぶりに訪れた懐かしいその空間は、地下に下りていくと二十代の頃にフラッシュバックする。若い頃にタムロしていたそのラウンジは名前はそのままでジャズクラブに変わっていた。高級そうな石の貼られた壁やクラブのようなソファーはおそらく変わってい…

乾いた空気

正月は空気がキレイだ、厳かなムードとキンと冷えた気温も相まって、空気は余計に透き通っているような気がする。東京は特にそう感じるけど、帰省した地元でもそう感じる。おそらく正月は車の通行量が断然少ないからであろう。この時期、太平洋側はメチャメ…

写真的にウマイ写真

二日間で撮ったネガをセレクト。やはり明らかに最終日の後半がうまくなってる。毎日欠かさず撮っていた頃とは違う感覚だけど、やはり間をあけると下手になるってこと、写真的感覚が鈍るんでしょうね。でも、しかし写真的にウマイ写真が必ずいい写真ではなか…

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