Shovelog

Snow Lights Films

ざっかけない

 

三河出身のボクには理解できない言葉だった。

そんな本を読みながら、といっても仕事場で。仕事中に。コーヒーを飲みながら。いわゆるサボりという月給取りの抵抗だった。電話も来客もない誰も居ない仕事場は嵐の前の静けさで、週末から遽にバタバタする事がわかっていた。この日やらなければならない仕事は山のようにあるけれど特に急ぐ必要もなく、床に斜めに差し込む冬の光がいっそう眩しくなる昼八つ時には完全に開店休業状態となった。長い年月もう十分働いたからそんな日もたまにはあってもいい。

 

 

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