Shovelog

Snow Lights Films

風景のシャッターチャンス

 

風景は咄嗟に撮る。光の状態、風の位置からシャッターチャンスはほんのわずかである。0.5秒遅ければ違う写真になっている、と、そう思い込んでいる。土門拳は「仏像は走っているんだ急いで撮れ」と言い放ったと言う。金村さんは風景写真でも咄嗟感が大事だとよく言っていた。

この咄嗟とは考える前に撮れということだと解釈する。あれこれフレーミングを考える前に無意識に自分の本能で撮った方が面白い。同じ場所で二枚撮っても大抵1枚目の方がいいというのはそういうことであろうか。撮影は咄嗟を積み重ねていくことで自分らしさというものが出てくる、と、そう思い込んでいる。

 

 

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