Shovelog

Snow Lights Films

お里が知れる

f:id:honday3:20210807123718j:plainNishihara / Makina67

仕事柄、関わる人は文化人や著名な人が多かったりする。勿論プライベートで仲良くなるわけではなく、あくまでも仕事上の絡みなんだけれど、そういう方たちを見ているとある共通点を見いだせる。「家柄が良く高学歴で品位がある。」悔しいけど概ねそうなのである。ご一緒したりするとその所作や発する言葉、嗜好などでその人のバックグラウンドが見えるのである。いくらアート側でぶっ飛んでようが、思考がクレイジーだと言わる人でも家柄の良さは垣間見えるのである。ガツガツ仕事をしなくても余裕で食って行けている謎の文化人たち、いわゆる文化遊民と呼ばれる人たちだろうか。そして彼らは類は類を呼び、周りも同じように品のある方が集まる。この、我々平民が絶対に真似ができない、本人の努力だけではどうにもならない持って生まれた品位というものをなんとなく認識したのはここ10年くらいで、それを確証付けたのはブルデューディスタンクシオンを読んでからだった。しかし別に品位の有無が重要ってわけではなく、一旦コレに気付くと成り上がって成功した人と元来備わった人の見分けがなんとなく付くようになるのである。人間観察は面白い。





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