Shibuya Tokyo Yoyogi-Hachiman / Plaubel Makina67
アサカメに続いていよいよポンカメが休刊となった。残念だけれどもこればっかりは時代の流れだ仕方ない。どこかのコメントで冊子がデジタルカメラの進化に追いつかなかったのではないかという意見が出てたけど、これは逆で、デジカメの進化が頭打ちとなってネタが少なくなってきたという方ではないだろうか。ここ10年、写真の概念が大きく変わったこと、デジカメの売れ行きの落ち込み、飛び抜けた新機能もなく目新しさもない、衰勢したメーカーはカメラ誌に広告を載せられなくなったこと。印刷媒体の需要の落ち込みなどなど、原因を書き出したらいくつもありそうだ。内容にしても旧態然とした美意識の古い作家が撮った絵葉書のような日本の景色やお花や動物の写真はもう見飽きた。なぜもっと斬新な若手をメインに組まないのか、と思っていたのはボクだけじゃないはず。まあそういってもメインターゲットは年寄りたちだろうから仕方ないか。まあボクも一時期は愛読してたのでそりゃあ少しの寂しさを感じつつ。
カメラの家電化、そして近未来は自動車の家電化が待ち受けている。自動運転と電気駆動、自動車メーカーがカメラメーカーのように行き詰まる日が来るのかもしれない。