Shovelog

Snow Lights Films

新宿三丁目

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「いい写真ってさ、何年経っても、いつ出してもいいんだよな。」聞き覚えのある声で振り向いたら森山大道さんだった。
三木淳さんの展示を見た後に若手レビューを覗いて、新宿三丁目に行ってばったりと遭遇する。僕にとって先週逝去したフランクよりやっぱり森山さんの方がグッとくる。日本人だから当然か。特に彼の写真の大ファンで崇拝者という訳ではないけど心地よいと思う写真はたくさんある。「写真家って敵が多かったり好き嫌いが激しかったりするけど、森山さんの写真が嫌いな日本人ってあんまり居ないんじゃないかな」って、Kねむらさんが言ってたのを思い出して頷いてみたり。昔さ、巨人は嫌いだけど長嶋は好きという日本人が大多数だったというのに似てるかな?んーちょっと違うか。
さて、ニコンで少し覗いてみた若手レビュー、いつもの如く大人しすぎるというか写真が若くない。上手なんだけどパンチに欠けるかな。セレクトが今ひとつ甘い気がする。レビュアーが森山さんだったら何て言うだろうか「若いんだからさ、もっとガンガン行こうよ」ってなところだろうか。
現代アート系よりもドキュメンタリー要素が強くなってきたニコン、どんどんハードルは上がっている。

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