Shovelog

Snow Lights Films

段付き





日曜日はいつもの会合へ。
この日のいつもの場所はアウディに占拠されていた。



この日のコクピット拝見はアルファロメオ・ジュリア1300ジュニア。いわゆる段付きである。何故かアルファは一度も乗ったことがない。別段アルファ嫌いというわけでもなく、友人にもアルファ使いはおらず、今までなぜか機会が全くなかった。ただ、昔からイタ車に乗る自分が想像できなかったという妙な感覚はある。ポルシェやジャガーは乗れてもマセには乗れないという変な拘り。到底買えないけれど若い頃は特にその感覚が強かった。おそらく伊達でカッコ良すぎるというイメージなのであろうか。唯一醜いジュリアと呼ばれたベルリーナ、ジュリアスーパーが欲しい時期もあったのだけれど、その相場はどんどん上がっていきとうとう手の届かない存在となってしまった。
本車両は美しくレストアされた1300ジュニア。機関は全く異音なく非常にスムーズに軽く吹け上がる。コクピットは曇りひとつないクリアな計器類とヒビひとつないダッシュとウッドパネル、何よりオリジナルのラジオが残されていいるのが素敵である。さらには座るのが憚られるほど綺麗なシートもどうも落ち着かない、もはや博物館級のジュニアである。
イタ車には英車にはない妙な色気がある。




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