Shovelog

Snow Lights Films

まっすぐな道でさみしい

 

逆光はどうしてもエモーショナルになる。特にモノクロはそうなりがちである。現代写真はエモーショナルを排除せよと金村さんがよく言ってたけれど、ここ10年近く割とそれを意識しつつ無意識にフラットに撮るようにしてきた。ロバート・アダムスやスティーブンショアやボルツになりたかった。しかし最近のコマを見ると時折エモーショナルが入ってきているのは年齢を重ねたせいであろうか、何故かそこでシャッターを押している。フラットに見ているつもりでも微妙な感情と意識が入り込んでいる。映画やドラマで涙もろくなったのもそのせいだろうか。しかし鑑賞者は私の感情など興味がない。

 

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