Shovelog

Snow Lights Films

ネガコイメ

f:id:honday3:20210829124137j:plainKohoku Yokohama / Nikon FM2

夏の現像液は液温を保つためにタンクを冷やしながら、なんていう面倒なことはやってない。21℃で作って排出する頃には23℃になってるから22℃レシピで現像する。それでも大抵濃すぎたかなというネガが出てくる。ネガは焼けるギリギリまで薄く現像するのがベターというのを昔からよく言われてきたけど、僕のネガはいつも濃い目なので、いつの間にか濃い目のネガでじっくり焼き込むというのにすっかり慣れてしまった。なんとなく濃い目のネガの方がディテールが出しやすいような気がするのである。しかし多分それは素人の勘違いで気のせいだろうなと思いつつ面倒で現像レシピを変えてこなかったのだけれど、最近では渡部さとるさんも少し濃い目に現像した方が焼きやすいとブログで書かれていた。どうやらボクだけじゃなかったようだ。これって昔の様なコントラストが出なくなった最近のトライXの特性に関係するのか、もしくは銀が少なくなった印画紙の影響なのだろうかと勝手に想像してみる。しかし写真の世界にこれが正解という答えはどこにもない。

にほんブログ村 にほんブログ村へ