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Snow Lights Films

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衛星からの画像をどんどん拡大して逃走中の犯人をクッキリ映し出す、そんな映画をよく見かけるけど、実際にはそんな高解像度に拡大できるわけないと思ってた。しかし先日、阪大の研究グループがAIを使ってぼやけていても高速で解像度を上げるという技術を開発したらしい。もちろんAIにはそれなりの学習が必要だけど、ネットワークに繋げばすぐに実用できそうだ。あっという間に未来を描いた映画の世界にどんどん近づいていく。映像も写真も、もはや人間の目の解像度を超えてしまっているからキッチリ写っている=いい写真、という時代は完全に終わってる。なんでもかんでも解像度あげればいいってもんじゃない、いかに解像度の低い写真で面白いものを作るか、というのが写真表現における今のトレンドみたいだ。

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