Shovelog

Snow Lights Films

ソールライター

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2年半ぶりのソールライター展ふたたび。
ふたたびか、、、確かに未発表写真は見応えがあったけれども、2017年の展示よりパンチが薄れたねえ、まあそりゃそうだ。にしても会場は人がたくさん、人気があるんだなあ。写真がオシャレだしねえ。写真は時間が経過すればするほど時間的価値が出てくるのは当たり前であって、さらに当時のニューヨークともなればカッコよくて当たり前。なんて随分斜に構えた見方しかできなくなってる自分に嫌悪感。まあロバートフランクなど同世代の写真家よりあかぬけてるのは確か。どっちかといえばボクは土臭い方が好きなんだけど。
やっぱりソールライターは展示で仰々しくバーンってよりも疲れた日の夜中にこっそり一人でしんみり観るのがいい。粋なスナップだ。
https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter/

ニューヨークといえば渡部さとるさんも"紐育"という展示を。SWCで超広角をあますことなくみっちり撮られたモノクロ。驚くほど平穏と感じるそこは、テロの直前だからだろうか。情報が写真にバイアスをかける。
何年振りだろうか、ニューヨークを撮るきっかけとなったクライン、大道、チョートクさんのビンテージプリントのコレクションも見せていただいた。
2月1日まで
http://www.tosei-sha.jp/TOSEI-NEW-HP/html/EXHIBITIONS/j_2001_watanabe.html

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