室温
室温20℃ってこんなに暑かったっけというくらいに暖房とヒーターを全開にする2023年一発目の現像。すっかり冷え切った年またぎのD76現像液はかなりのお湯で22℃に調合した。これまた年またぎの定着液はストーブの前で20℃になるのをじっと待つ。冬期のレシピは液温が下がってくるのを見越して夏期より40秒ほど加算する。恒温器は面倒だから使わない。恒温器はプリントで以前は使っていたけれどサーモスイッチが入ると引き伸ばし機の光源にも影響するのでいつの間にか使わなくなった。その代わり暖房をガンガン効かせてTシャツで作業する。コロナ禍は外出できないのでプリントをメインにしようと2年前にに宣言したけれど結局撮る方ばかりが先行してしまう。
午前中はいつもの会合へ。今日の試乗餌食は懐かしいX-1/9。軽量ミッドシップのパイオニア。僕らが免許を取った頃はミジェット1500と同じく底値だったけれど並べれば青春時代カムバックのザ・80ズである。この個体はSタイヤにロールバー、ツインダンドラウエバーで本気度満点サーキット仕様。多分エンジンにも手が入っているであろう軽やかな吹け上がり。超重クラッチと超重ステアリングが街乗りを躊躇させるけれど筑波か袖ヶ浦を走らせたら相当気持ち良さそうである。
元旦からのミジェット の走行距離は1000キロを超えた。よく走ってくれている。
ミカワ
個人的にはまだ鎌倉殿を引きずっているけれど、年末から次の大河の番宣やプロモーションが凄まじい。主人公は家康ということで高速道路のサービスエリアでは静岡に入った途端に土産コーナーに家康グッズがずらりと並ぶ。そして浜松を越え愛知県に入るとさらにヒートアップする。
さて、家康は三河は岡崎城で出生したのだけれど、NHKの家康特番や関連番組では「ミカワ」の発音が違うのである。これを連呼されると、ミカワで生まれ育った徳川四天王の末裔としてはどうにも尻の辺りがムズムズするのである。これは橋と箸の違いのようでもあるけれども関西に行くと反転してしまうようにひょっとしたらそんな事はどうでもいいのかもしれないけれど耳に馴染んだ音が違って聞こえるのはやはり違和感がある。
さて、ミカワに帰省して墓参りをした際に墓石に刻まれた立葵の家紋を見ながら「我が家の立葵の家紋は、徳川に葉っぱの部分だけ分けてあげたんだよ」という父親の話を思い出したけれど、どこまで本当なのか嘘なのか未だによくわかっていない。
実家に残されている上段の間。というのは冗談。