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Snow Lights Films

軟弱日本725

 

 

日本人の職人気質、親方絶対の丁稚奉公の心構えはどこかに行っちゃったんだろうか?体育会系企業はもう時代遅れなんだろうか。ちょっと叱られただけ詰られただけですぐにパワハラ扱いって何だろう。小学生の頃からずっと体育会系で育ち、てめえこんな事も出来ねえのかボケカス、なんて言われながら仕事を覚えてきたボクにとってそれは多分永遠に理解できないのかもしれない。根性と忍耐と闘争心、くそったれ精神はもう教育されてないのだろうか。

人間には親分肌と子分肌があってボクは完全な子分肌である。親方を喜ばす、親方に認められることに喜びを感じる性分である。最初は馬鹿かこの野郎って言われていたのが5年後には、なかなかいいじゃねえか、って言ってもらえるのはこの上なく嬉しいではないか。糸井重里さんがその昔、テリー・ジョンスンこと湯村輝彦さんの下で仕事をしていた頃、ターゲット層を考えずにとにかく湯村さんのためだけに、湯村さんに喜んでもらえる仕事をしようと注力されたという。そのすごく狭い範囲から仕事を広げていったと言う。惚れ込める親方に付くというのも重要だけれど、ダメな上司を超えるという仕事の仕方も面白い。いつしか理不尽な要求には上から目線で口答え出来る日が来るようになる。振り返ってみれば口答えばかりしていたボクは本当に扱いにくい部下だったと思う。

 

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