Shovelog

Snow Lights Films

なぜ黒白写真を撮るのか



PENTAX K-3のモノクローム専用機が出たらしい。ライカもそうだけれどデジタルでモノクロ機ってちょっと意味がわからない。なぜわざわざ色情報を捨ててしまうのか、「写真」は絶対カラーの方がいいに決まってるじゃんっていう単純な素人考えである。今の時代、モノクロが現代写真界を席巻するなんて事はまずあり得ないし、もし、もしもモノクロ表現で現代写真をリードするような人が現れたらそれはそれで素晴らしいけれども、それもほぼあり得ない。
ボクの場合はこの100ftが終わったらモノクロをやめようって何度も思ったけれど何故だか惰性で続けている。惰性だから正直モノクロには飽き飽きしている。しかしこの飽きたところで何か見つけられるかもしれないとも思っているけれど、ボクの能力ではやっぱりノスタルジーにしかならないような気がする。なぜモノクロを撮るのか?その理由を貴方は明確に答えることができるだろうか。結局みんな森山さんや柴田さんや金村さんの後ろを追いかけているだけではないだろうか。と、自戒を込めて。

そんな思いもあって今はマキナにはカラーを詰めて撮っている。プロセッサもないのに。

とはいえ需要があるからメーカーとしてデジタルモノクロ機のリリースは正しい選択なのであろう、ボクには意味が見出せないというだけである。

 

なぜモノクロか

・フィルムが安かった
・現像が簡単である
・プリント設備が簡単である

悲しいかなこれくらいしか思いつかない。

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