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10年後を考える



今の仕事は定年はないけれどそんな歳までこの仕事はしていられるだろうか。
巨匠と呼ばれるようになればいくつになっても仕事はあるだろうけれど、自分ごときが60歳を超えて仕事がもらえるとは思えないし、代替わりした若いクライアントがわざわざフリーのジジイに仕事を頼もうとは思わない。以前、付き合いで60代のデザイナーに仕事を頼んだころがあるけれど、その発想とアイデアはかなり乏しいものだった。やはりクリエイティブな分野は確実に若い発想の市場であり、定年後もフリーで稼げるような仕事でもない。そう考えると因果な商売を選んでしまったなあと今になって少しだけ後悔している。近い将来は年金崩壊もあり得るだろうし何か食い扶持を確保しておかなければならないなあと考えてみる。おそらくきっと老人会のちらしのデザインでもやっているような気がするけれど。

このところ10年後のことをよく考えるようになった。その日はたぶんあっという間だろう。10年後にこれを読んでみて、アンサーを書いてみたい。

 

横浜照片82

 

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