Shovelog

Snow Lights Films

フェスタイエロー

 

考えてみれば初めてトノカバーを付けて走ったかもしれない。100km/hを超えると風が中に入って浮き上がり先端のホックが外れてしまう。結局押さえながら走るという馬鹿馬鹿しさ。カニ目のトノカバーはしっかりしていたのでホック問題ありの改良必須。トノカバーは冬は暖かくて便利だけれど、滅多に幌は開けないし、開けても幌カバーで済ませてしまうからほとんど出番はない。セキュリティを考えればあると便利なグッズだけれど。
帰庫後ああ面倒くさいなあと幌を戻しながら、ミジェットだとMK2までの組み立て式の幌が一番いいよなーと思う今日この頃。組み立て式とはいえ意外に素早く脱着できる。見た目も泥棒みたいに背中に幌を背負わないのでスッキリしているし、コクピットの後ろが短いからトランクへ繋がるリアラインが美しい。

手前3台は蛇腹式の折り畳み幌車。一番奥の車両だけ組み立て式幌車。トランクからコクピットへの距離が長いことがわかる。

 

幌を背負わないから小さなテールフィンが際立って見える。

今日の乗せてもらってもいいですかシリーズはスプライトMK3。1098エンジン。個人的に大好きなフェスタイエローは60年代の英国らしい上品な色である。
薄っぺらいと思っていたシートは意外にもっちりしていてアイポイントはミジェット1500より高くカニ目とほぼ同じ。アイポイントが高いから大径の純正ステアリングでも視界はいい。

自動車が激的に進化する60年代から70年代終わりまで同じカタチで20年近くも生産されたスプリジェットのルーツにしばし浸ってみる。

 

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