Hatsudai Shibuya/ Makina67
喪中ハガキで割と近い人の逝去を知る。コロナ禍だし遠方だからということで電話もなかった。そして何枚かある喪中ハガキの中でゼネコン時代の上司の名前もあった。それは彼の長男からのハガキだった。やり手だったけれどワンマンでクセがあって社内では敵も多かったけれど、ボクをかなり可愛がってくれたよき上司であった。年賀状は毎年やり取りしていたけれど、もう20年も会っていなかったからあの頃の姿しか浮かんで来ないのでどうにも俄に信じ難い。こうなる前に会っておきたかったと、悲しんだところで仕方ない、ボクもそんな年齢になってきたのだから彼岸で再会できる日も近いのである。