Shovelog

Snow Lights Films

時間を買う

f:id:honday3:20210507211107j:plainMikkabi / Leica M6

通勤時間はできるだけ短いところに住むべきである。この考え方は20年来変わる事はない。例えば片道1時間の通勤が15分になれば1日90分自分の時間に使える。90分あればフィルム現像2ターンの作業ができる。もし貴方の時給が1000円ならば90分通勤を短縮すると1日あたり1500円、一ヶ月で45,000円だ。したがって家賃が45,000円高い所へ住んでも損はしないという計算だ。だからたとえ都心部であっても家賃が高くとも、時間を買うという意味で職場の近くに住むのである。しかしあまりに近くに住むと、通勤しながら街の変化に気づくことも写真を撮ることもできない。忙しくなると家と職場と通勤路だけのものすごい狭い世界で一週間を過ごすことになる。だったら遠回りすれば良いじゃないかって話だけど、職場近くに住みすぎると今度は早起きが苦手になるのである。そう、結局私は怠け者なのである。

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