フジのX100炎上広告。
写真家になった彼は昔から知っているけど、ものすごいエネルギーを持った努力家。ただ、やっぱり今の時代ああいう手法を「動画」でクローズアップするには彼はまだまだメジャー感不足。たとえ山内道雄さんだったとしても同じ結果になるだろう。彼を知ってる側から失礼を覚悟でいえば、知らない人が見ればキモいおっさんが辻斬りしてるってなちゃう（ボクだとしても同じだろう）。彼のインタビューももうちょっとストリートに対しての理論武装と哲学が欲しかった。「写真」というより「作家の背景」が重要視される世の流れも考慮しつつ。
ある程度の炎上覚悟のプロモーションだったんだろうけどあの頃とは時代が違う。ボクも同じだけど撮ってる姿って滑稽だし見られたくない、見せてはいけない秘儀なのだ。とにかくこのご時世である。そっとしておくべきだった。
ストリートは日本の伝統文化なのに、トドメを刺してしまったか、フジ。
