Shovelog

Snow Lights Films

One and only

 

 

 

代官山まで高橋恭司の展示を観に行った。高橋恭司は写真作家とはちょっと違う唯一無二な存在のような気がする。正直昔はさっぱりわからなかった。昔どころか10年前にカッコいいと思った写真が今やつまらないと思えてしまうほどボクも写真界も変わったと感じる。いや、変わったのはボクだけなのかもしれない。

高橋恭司の写真は圧倒的でありなぜか死を感じる。死をイメージしている写真など一枚もないのだけれど。死を感じさせながら光を映し出している。あの世かもしれない。誰も真似できない。同じ場所に居てそこで同じようにシャッターを押しても捉えられないような気がするのである。それは学習や研究や経験だけでは辿り着けない類の写真なのだと思う。

 

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