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Snow Lights Films

自動車とオモチャの分水嶺

f:id:honday3:20220108145224j:plainHamamatsu / Makina67

半年で約5000キロ乗った。2021年下半期ではおそらく日本で一番距離を走ったミジェットかもしれない。年間1万キロはここ10年のボクの普段使いの距離。十分立派な日常車として活躍している。

いつだったかのカーマガジンに編集長のナガウオさんとBOWさんのこんな会話があったのを思い出した。

かつてはあまり好みではなかったラバーバンパーの1500を、全くのノーマルにハードトップをつけて乗りこなす、なんてスタイルだってアリだと思っている。
そんな話をBowさんとしていたら、「いやぁ、ナガオ君、その気持ちはものすごくよくわかるよ」「セブンってどこまで行ってもただのセブンだけれど、ミジェットはちゃんとした自動車なんだよね」「高年式のミジェットだったら、全然フツーに使えるよ」
https://themotorbrothers.com/others/16414

BOWさんはスクランブルカーマガジンの表紙のイラストを書き続けているイラストレータで、ボクは高校生の頃この雑誌のイラストを見てジャケ買いしたのがきっかけで英国車病にどっぷり浸かった。そして今や編集長の長尾さんはボクがこの雑誌を読みだした頃には居なかったのだが、のちにデザイナーとしてクレジットされていたのを覚えている。そして長期に渡るスーパーセブンのリポートを書き続けていた。その時のペンネームがナガウオさんだったのでボクにとってはいつまで経っても彼はナガウオさんなのである。

英国車にどっぷり浸かっている二人とボクと、やっぱりというか当然のように嗜好性が同じだったので少し嬉しくなる。

 

f:id:honday3:20220109144247j:plain久しぶりに有明会へ。人間が同世代のMGな皆様と楽しい車談義。それにしても一人浮いてる黒バンパーのミジェヲ。
会場ではいのうえ・こーいちさんに写真を撮っていただいた。いのうえこーいちさんといえば80年代に刊行された世界の名車シリーズや初期のスクランブルカーマガジンを手掛けられた。インターネットのなかった時代に彼の写真と文章を読んで沼にはまっていった僕らにとってはクルマのセンセーでもある。(小林彰太郎さんは校長先生級)現在は自動車趣味人という雑誌を手掛けられている。

OKUさんの動画より当日の様子を。


 

 

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