Tri-X Summicron50/2 Hamamatsu,Japan
9月2日。
「荒井由実のまま夭折(ようせつ)すべきだったね。」などとSNSで発言した大学講師が槍玉に挙げられている。
ボクがこの夭折というコトバを覚えたのは三島由紀夫の「金閣寺」だった。とにかく古き佳き美しい日本語を使う人である。三島といえばちょうど昨日、映画論者でライターの安田謙一さんとメールでやり取りをしていて、彼のおすすめだった「三島由紀夫VS東大全共闘」の映画を観ましたよと伝えると、「おーー、あの映画見ましたか。三島、かっこいいでしょ?SF映画みたいだったでしょ?」と返ってきた。おーーなるほど、確かにあの空間は我ら凡人には説明のつかないエネルギーが渦巻いてた宇宙空間のようであったよなと妙に納得。そしてユーミンの宇宙空間のような楽曲もボクら世代にはたまらない。まさに製作中のMVの後ろで鳴り響いているのはユーミンの「海を見ていた午後」なのである。