Shovelog

Snow Lights Films

あたらしいカタチ

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無観客の配信ライブ。
すっかりライブがご無沙汰となったお客さんには久しぶりということも相まって生で観るのと同じように興奮したとの声も聞こえる。この「生」というのが大切だ。演者と視聴者の一体感はネット空間だとしても大いに感じられる。もちろん生配信らしさを出すための演出としてあえてラフなカメラワークを入れたりラフなスイッチングも。Logで撮った映像はLUTをかませて質感を高め、さらにはVJワークもレイヤードするという配信ならではの演出はキッチリ編集された販売用のライブ映像とは確実に差別化される。何より大ホールでの収録映像と違うのはカメラの距離感。大ホールでいくら長玉で追ったとしても演者との距離は確実に視聴者に伝わり、近い距離での撮影では一層の一体感が生まれるのだと思う。ある視聴者からは昔のテレビ番組、ショウアップされた音楽生番組を見ているような興奮があったとの感想も。
新しいエンタメのカタチはネットを介しさらに複雑化していくだろうけど、とにかく動かなくては始まらない。
僕らもいつものライブ・収録以上の疲労感。ただし心地よい疲労感だ。

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