Shovelog

Snow Lights Films

ライカM6 TTL

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「お前、まだ暗室持ってたよな?」と、ボスの幼馴染。そして突如ウチにやってきたM6 TTL
使ってくれ=買い取ってくれということで相場から考えるととてもそんな金額は出せるはずもなくカメラはもう手一杯で増やすつもりもない。しかしなぜか無理やり預かってしまった(押し付けられた)という経緯。触ってみると調子はすこぶる良さそうだ。赤バッヂとライカって書かれた近代的なM6は興味がなかったんだけど、実際手にしてみるとなかなか良いではないですか。このダサさ、クラカメですよってな仰々しさがない、肩肘張ってないお気軽感がいい。メッキバンパーのMGBじゃなくてあえてウレタンバンパーのMGBに乗るみたいなカジュアルさ。ペイントじゃないにしてもやっぱり黒ライカはいいねえ、ジジイになったらこれぶら下げて散歩というのもいいねえとか妄想しちゃってるライカ嫌いのボクが居る。ウチにはM2が居るじゃないか、でも黒いのがいいんだよねえとかブツブツ呟きながらファインダーを覗くと見慣れた景色。そう、M2と同じ倍率0.72なのだ。もはや50ミリしか使わないボクにとってこの倍率のファインダーは致命的。一眼レフに慣れちゃってるとこの狭いファインダーはどうにもイメージが湧かない。あ、マキナは別ね、あの曖昧さが良くて使ってるわけだから。せめて0.85、50mm使うならM3でしょうね。マグニファイアー付ければいいじゃんって話なんだけど、それもちょっと違う。ボクの使い方だと一年後には傷だらけ、マグニなんてすぐにベキッとなっちゃうでしょう。
さて、このライカM6どうしてくれようか、売っちまおうかね。

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