Shovelog

Snow Lights Films

暗室

Spectacular view Japan809

新年初現像。T-MAXを暖房マックスで大汗かきながら120を6本。最後のT-MAXデベロッパーボトルは残り600ml、あと18本分。

絶景東京442

現像薬品のD76がなくなり、さあ薬品をどうしようと考えていたところ、以前購入した自家調合品のMARIX D76が買ってあったのを思い出して溶解してみると烏龍茶級のまっ茶色の現像液となった。確か5月に買った薬品なので半年しか経っていない。まあコダックのD7…

D76の最後の1ガロン

現像に抜群の季節となり、D76の最後の1ガロンを使い切った。 コダックの現像薬品D76が日本から姿を消したのち、代替えをどうするか未だに悩んでいる。安価なフジのSPDを試してみようと考えたこともあったけれど、ダブルXにはどうなんだろうかと。何より長く…

トライXとダブルXの感度

モノクロフィルムは100だろうが250だろうがフィルム感度に合わせて撮るのではなく、自分の感度にフィルムを合わせるという撮り方をしてきた。増感で多少荒くなろうが構わない、すべて概ね400の露出である。ということでシネマ用フィルム5222ダブルXの現像レ…

室温

室温20℃ってこんなに暑かったっけというくらいに暖房とヒーターを全開にする2023年一発目の現像。すっかり冷え切った年またぎのD76現像液はかなりのお湯で22℃に調合した。これまた年またぎの定着液はストーブの前で20℃になるのをじっと待つ。冬期のレシピは…

月夜あかるい舟があり

プリントは楽しいけれど現像は苦行のようである。週末、AMラジオを聴きながら現像する、という行為を何年も続けてきた。1タンクで準備から片付けまで1時間半、4タンクで2時間半。今さら薬液を変えるつもりもなく何の変化も面白味もない行為だけれど、吊るさ…

水と温度

Osamu Kanemuea Exhibition 21℃のD76現像液を作るために今シーズン初めて少しだけお湯を使った。水温で季節の移り変わりを感じる。乾燥した空気によるネガのわずかなカーリングも冬期シーズンの到来を告げる。 ネガはほんの少しだけ手間をかけて角をカットす…

レッドライト・ハタガヤ

Nikon FM2 Planar50/1.4 Honmachi Shibuya Tokyo 以前、ある写真家が年を取ると暗室で集中できる時間が短くなってくると言った。ある写真家は暗室は体力勝負だと言った。 水温が丁度いい週末は久しぶりに暗室に入った。久しぶりに新品の印画紙のハコ開けた気…

黒南風

仕事で必要になりモノクロのベタを焼いた。仕事で引き伸ばし機使うなんてもはや滅多に無い。焼いたのは1982年のネガ。もう40年になるのかー、といってもボクが撮ったものではないけど。全部で12本あったのでさすがに全スキャンは時間がかかりすぎるというこ…

アジト

暗室は自宅と別にある。繁華街の雑居ビルの3Fだ。以前使ってた木造暗室があまりに揺れるので3年前にココに引っ越ししてきた。建物が揺れると露光ブレする。息を止めて15秒が限界だった。よくもまあそんなとこで16×20を焼いてたもんだと我ながら関心する。確…

コダックの亡霊

先日のポートラの25本はどうするか。暗室にはカラーの自家現像の設備はない。これは個人経営のラボにお願いした。仕事ネガでもないので、さすがに堀内さんところには出す懐余裕がない。ロールを郵送して3日後に電話がかかってきて「店主が入院しちゃったもん…

ハイライト

このところずっと週末は暗室でプリント。久しぶりにバライタを焼くもんだからドライダウン具合の感覚が掴めずに翌週の焼き直しが多発。ハイライトが沈みすぎる。RCの光沢でギラギラプリントばかりしてたからだ。もちろんネガは明暗差の激しい難しいネガばか…

疲労

どうにもだるい。しんどい。こんきい。暗室で薬液をバットに張ったはいいけど、ネガに手が伸びない。間違いなく昨日の疲れが来てる。昔は多少疲れてても焼く楽しみが勝ったのにって、ああ、昔はこうだったと思うのは歳をとった証拠だ。仕方ないから暗室の床…

デジタル化

35のネガを12本スキャン。GT-X970で半日作業となる。やっぱり圧倒的にベタ焼きの方が早い。どっちみちベタ焼きは取るのでムダな作業かもしれないけどモニタでスキャンデータを見ながらあらかじめコントラスト、焼き込みや覆う箇所など焼き方をイメージできる…

Darkroom

フィルム現像は暗室外でやってた。夜の仕事場だったり。理由はスキャナが仕事場にあるから簡易取り込みがスムーズというところで。しかし今回、すべての作業を暗室で行うようにセッティング。水場が大きいから作業自体は当然スムーズで快適。ただひとつ落と…

日曜日の夕方

下の小料理屋の魚を焼く匂いと定着液の匂いが混ざった空気、ラジオからは西田敏行と竹下景子の新日曜名作座。そろそろ晩飯は何にしようかと考えながら一旦キリのいい水洗タイムを設ける時間帯の暗室。デジタルでしっかり調整して出力したものと比べ、暗室で…

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